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Virtual Engineering

Virtual Engineeringが日本式の擦合せ開発を超えた

日本の三現主義(現場現物現実)を基礎とした「擦合せ」による自動車開発は日本の強みであり、欧米式のSequentialな開発に対する優位性となっていた。しかし、近年、特に21世紀に入ってからのIT技術の進化とそれに親和性を持つ欧米企業の取り組みにより、Virtual Engineering、いわゆる「データの世界での擦合せ開発」という手法が欧州を中心に開発され、定着した。Segula Technologiesの技術開発ではそれが基本となっている。

擦り合わせ.png
Virtual Engineering.png

​究極の機能間連携

従来の設計後に現場現物での確認プロセスは、設計段階で確認しきれなかった事象が現場現物で現れ、それを受けて設計変更による不具合対応や品質玉成を実施する方法であった。

 

それに対して、Virtual Engineeringでは設計のみならず、デザイン、CAE(Virtual 実験)、生産技術のVirtual化により、Virtual空間の中で各機能による相互擦り合わせを実現する。さらに、コスト・マネジメントもその連携の中に取り込み、製品開発を総合的にVirtual空間の中で完全遂行できるようになった。

​デジタル空間でのシームレス擦合せ開発

Segula Technologiesが目指すVirtual Engineeringは、日常のすべての機能間 Virtual 連携活動をシームレスに実行する事により、短期でのVirtual開発を完遂する事である。すでに当たり前になってきたフェーズ管理によるデジタルエンジニアリングとは全く異なる思想、「デジタル空間の中でのシームレスな擦合せ開発」なのである。

Virtual Engineering 玉成チャート.png
CAE進化.png

​精度が高く、迅速で、且つ安価なCAE解析技術

それを実現する上で極めて重要な役割をはたすのが、CAE (Computer Aided Engineering)、いわゆる解析技術の高度化であることは言うまでもない。Segula TechnologiesはフランスのLyonに300名規模の CAE 組織を有し、そのうち140名が PhD 資格を持つ。また、最も工数とコストのかかるメッシングはフランス語圏のアフリカ大陸チュニジアにチームを編成して対応している。CAE解析チームは解析を回して結果を出すのみではなく、目標性能、目標品質を満たせない場合に、コスト・重量最適な対策案を設計に提案する役割も担う。まさに、高度な頭脳集団である。

Virtual Engineering を実行する中でも、製品開発の「考え方」を明確に確認しながら実行する事が重要であり、また開発記録・ノウハウを蓄積する上で必須である。Segula Technologiesの製品開発は、体系化された計画図を軸として運用するため、顧客企業の開発方針を遵守した上で透明性のある開発を実行し、確実にノウハウを蓄積・移転します。

VEは目的ではない体系化.png
Borderless Execution - Virtual Engineeri

​国際連携による競争力の高い開発

Segula Technologies の世界各国の組織とサイバー空間でつながっており、Virtual Engineering を活用した製品開発の遂行を時空を超えて実行します。

 

Segula Technologies では、自動車に限らず、あらゆる工業製品の開発支援業務遂行にあたり、Virtual Engineeringを駆使することにより、世界30か国以上から最適な人材を組織化し、競争力のある製品開発を提供します。

Change Management 手法による、

R&D組織へのVirtual Engineering の導入支援

また、顧客先のR&D組織内への導入を”Change Management Consulting”という形式で支援する事例の経験も有しております。御社 R&D 組織への導入をご検討されたい企業は、ぜひともご相談下さい。

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